エンジニアと異業種交流会

馴染まないキーワードの組み合わせだな(笑)

なんで馴染まないかというと、エンジニアは「技術」を追求していて、異業種交流会は「ビジネス」を追求する場だからなのだ。

「仕事の流れ」という観点から見た場合、ビジネスプロジェクトが立ち上がる(かもしれない)起点と、それが最終的に形になる到達点の、両端にいる人々が接触した場合、さて、話が通じるだろうかと。
それぞれの専門性が高ければ高いほど、両者は遠ざかる。つまり、間にそれを繋ぐ人がいないと仕事は流れないということになるね。

さて、僕の場合、ガチのエンジニアでないことは分かってる。でも今よりはもっと専門性が高くなりたいと思っている。
そんな僕が、以前、異業種交流会に2回ほど参加した。

どちらの場合も、来ていた人は士業、つまり行政書士とか弁護士、保険屋さん、なんかよく分からないけど複数の会社を立ち上げている起業家、コーチというかモチベーターのような人、なんかの商材をノルマがあるので必死に売ろうとしている人、一部デザイナーのようなクリエイティブ系・・・という感じだった。
みんな、自分のお客さんを探しに来てる。もちろん、僕もお客さんを探して行くわけなんだけど。

おそらく、士業の人はエンジニアのお客さんにはなり得ないだろう。起業家の人は何か接点や目的が合えば、プロジェクトを一緒にできるかもしれないけど、雰囲気的には、素早くビジネスにしてしまって儲けたい系の人が多そうなので、僕らのように(勝手にグループ化してるけど)マンパワーを使って、割と手間暇かけてものを作り、着手から納品までのスパンも長いような仕事には興味はなさそう。すぐに話をつけて商売にしたいっていう感じが強い。

実際、日頃の案件の中でも、起業家から直接、間接的にシステムの要望があって、作ってみるものの、完全に出来上がるまでの時間が長くなってしまって、出来た頃には相手が興味なくなっている(つまり注文したものが出てくるのが遅い)という状態になりがち。
そういうのは、ちょっと辛いね。

なので、エンジニアは継続的にプロジェクトに関われて、システムが進化成長して行くことを望んでくれるクライアントの方が力を発揮できるだろうし、意義も感じられると思う。

 

かといって、エンジニアが、システムが欲しいという動機が発生する場と無縁では居られないはずで、なんらかの形でそこに繋がっている必要がある。だからごくごく一般的な「異業種交流会」のようなものではなく、ものづくりや制作の現場を抱えている経営者などと交流できるような交流会であれば、もっと建設的で意義のある話ができるのではないかと思っている。
もちろん、間に立つ人が居ればそれに越したことはない。プロデューサーやディレクターのような立場の人と繋がることも大切なんだろう。(別の切り口として「行政」と繋がっていそうなエンジニアは、また違う発展があるのかもしれない。)

いずれにしても、エンジニアが交流して意味のある場は、やはり制作や製作の周辺、ということになるのだろう。

PS.
ちなみに、僕がそのごく普通の異業種交流会に出席して、何も得られなかった訳ではない。
いい保険屋さんと知り合って、自分にベストマッチな保険に入れた。(^^) そしてその担当が最近、別の方に変わり、その方が先日、なんと、システム開発会社の人を紹介してくれた。(まだ仕事にはなっていないけど)
世の中、何が起きるか分からないから面白いけど、もう少し精度や確率を高くしたいものだねー。

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